『子爵ヴァルモン』は、さいとうちほによる漫画作品。小学館 フラワーコミックス αから2010年9月〜2011年12月に刊行、既刊2冊。さいとうちほの作品はcomic-labに他に48作あり、『少女革命ウテナ』『アイスフォレスト』など。comic-labの3軸判定では、内容の近さで『モンストゥール・サクレ』『人形宮廷楽団』が上位。
稀代のプレイボーイ・ヴァルモンの誘惑術に酔う!!
18世紀、パリーー。稀代のプレイボーイ・ヴァルモンと、その愛人であり盟友であるメルトイユ夫人が、清純な少女・セシルに、快楽への道を手引きする…!
ーー発表当時、あまりにもスキャンダラスだったために問題視されたラクロの原作を、さいとうちほが大胆解釈! さいとう氏が22年間も温めてきた、背徳の古典を原作にしたコミックなだけに、含蓄のある台詞が随所に散りばめられています。2人の男女の往復書簡によって物語が進むさまは、現代のメール社会に生きる私たちにとって、ある意味示唆的。男の策略と女の建前をじっくり堪能できる、もはや文学といってもいいくらいの、身もだえするような恋愛ストーリーです。
【編集担当からのおすすめ情報】
担当替えがあり、初めてこの作品を読んだときには、実はラクロの小説を元にしているということを知らなかったので、「この漫画で直木賞とれる!!!!」 と思ったほどです(笑) (※もちろん漫画なので直木賞はとれないのですが…) 。貴族で軍人だったラクロの文章は、心理作戦、スパイ情報戦、休戦、突撃といった要素にあふれています。この作品を知らないあなたは、たぶん人生の数パーセントを損しています。異性の心を知りたくなったら、まずはこの作品を手にとってみてください!!
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