「君の人生に介入しにきた」
彼は無口な人です。
たまに口を開けば、単刀直入なことしか言いません。
「つまり、俺と結婚して欲しい」
「君は本当にバカだな」
「前もって言っておくが、今後も君をつけ狙い結婚をせまる予定だ」
「君の人生に介入しにきた」
でも、なぜでしょう。
全然びっくりしないのです。
むしろ、ずっと以前から、彼がそう思っていたこと知っていたような気がするのです。
その目、口ほどに。
今話題の作家・七尾美緒が結婚をテーマに描いた「その目、口ほどに。」「おいで、僕のことり」他、短編および描き下ろしを含む珠玉のよみきり集!!
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