Kylooe
[著]リトルサンダー / [訳]野村麻里 ・ 2024 ・ 既刊1冊 ・ リイド社 トーチコミックス
『Kylooe』は、リトルサンダーによる漫画作品。リイド社 トーチコミックスから2024年2月に刊行、既刊1冊。comic-labの3軸判定では、内容の近さで『わたしの夢が覚めるまで』『はじまりのはる』が上位。
あらすじ
ひと時の夢がつなぐ3つの物語。壮大で美しい三部作をついに邦訳。
行きづまりかけた人生が一瞬だけ見せる夢。青春の光と影を描く壮大な三部作。
世界で絶賛を浴びる香港のアーティスト、リトルサンダーによる渾身の作品を一冊にまとめた388ページの特厚オールカラーコミック!
描かれるのは、人生に行き詰まりそうになった人々と「Kylooe(夢)」という不思議な生き物が織りなす3つの物語。
第1章「憂鬱なトンボ・虹との別れ」
内気な女子高生ラムロクはある日、CDショップで、自分の暗い生活を変えてくれるような音楽と運命の出会いを果たす。バンドの名は「Downhearted Dragonfly」。そのアルバムを聴いてから目を覚ますと、自室にはアルバムのジャケットに描かれた生き物がいた。
夢の世界で本当の自由を知り変わろうとしたラムロクが目にしたのはーー。
第2章「緑のトンネル」
わがままでおてんばな彼女と同棲する若者ラムは、彼女にせがまれ学生時代の恋人のことを話し出す。口をついて出るでたらめな恋愛話のなかで思い出すのは、本当に好きだった女の子、リンフェイのことだった。ある日つけたテレビから流れたアニメ「カイロー」はラムをあの日々へと押し戻すことになる。
無口で繊細な芸術家だったリンフェイとの日々のきらめき、そしてある後悔がラムの心のなかに深く刻まれていたーー。
第3章「微笑みよ、さようなら」
感情を表に出すことを禁じられた世界で人々は感情を抑えこんで暮らしていた。
感情を抑えるのが苦手な少年マイルは、いつも自分を厳しく叱っていた父の死に直面し、思わず泣き叫んでしまう。だが、収監され絶望するマイルが刑務所で知り合った男、ナッシュはいつも自由に笑っていた。
感情をコントロールしようとする世界のなかで、マイルの夢に出てきた怪物カイローはあるヒントを与えるがーー。
2010〜2012年にフランスで3冊のシリーズとして出版された作品『Kylooe』。
リトルサンダー渾身の筆による美麗な線と彩色をあますところなく収録!
巻一覧(既刊1冊)
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