『憂夢』は、藤子不二雄Aによる漫画作品。小学館 ビッグ コミックス スペシャルから1992年10月〜1995年8月に刊行、既刊3冊。藤子不二雄aの作品はcomic-labに他に50作あり、『笑ゥせぇるすまん』『まんが道』など。comic-labの3軸判定では、内容の近さで『ショート・プログラム』『ゴルフは気持ち』が上位。
1本のビデオテープを発端とする、数々の不思議なストーリー。
▼第1話/ふりだしに戻る…▼第2話/ビギナーズ・ゴルフ▼第3話/デジャヴュの旅▼第4話/競馬必勝法▼第5話/面影の人▼第6話/あの頃にもう一度…▼第7話/夢のセカンドホーム▼第8話/闇太郎が飛ぶ!!▼第9話/ミス・コン・クィーン▼第10話/グリーンのエリちゃんと…▼第11話/ビデオ・アイ▼第12話/スタアの代償▼第13話/飛ぶ夢を見た… ●登場人物/マスター(ビデオショップ「YOUM」の主人。狂言まわしの役目をする)。 ●あらすじ/漫画家の妻尾一路は、家族とは別居し、仕事場で暮らしている。そんなある日、彼が何気なく夜の街をぶらついていると、狭い路地の向こうに「YOUM」というレンタルビデオショップが見えた。店に入った彼は、その店のマスターに「ふりだしに戻る」というタイトルのビデオを勧められる。1本9990円という理不尽な料金に妻尾はたまげたが、マスターの不思議な説得力で、結局彼はそのテープを借りることにする。妻尾が家に戻ってそのビデオを再生してみると、画面に映し出されたのは若き日の彼の姿だった…(第1話)。▼サラリーマンの落保ヒロシは、松阪という女性課長に憧れていた。ある日、彼は松阪課長を含めた同僚たちとの飲み会で、未経験であるゴルフの約束をしてしまう。落保は彼女にいいところを見せるべく打ちっぱなしで練習を重ねたが、一向に上達しないまま、約束の前日を迎える。とぼとぼと練習場から帰る途中、「YOUM」を見かけた彼は、「ビギナーズ・ゴルフ」というビデオを借りる。再生すると、その画面にはレッスンプロになった落保が映し出されており、彼はそのイメージを焼き付けようと、部屋の中で素振りを繰り返す(第2話)。▼編集者の遠見霧男は、偶然雨やどりに入った「YOUM」で、「デジャヴュの旅」というビデオを借りる。そのテープを再生した画面には、なんと彼が夢で見た温泉宿と全く同じ情景が映っていた。その2週間後、彼は取材で東北の山奥に出掛ける。帰り路、カメラマンに勧められた温泉地で途中下車した彼は、夢と、そしてあのビデオで見た映像と全く同じ旅館を発見する(第3話)。
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