「絵画の石器時代は終わった」-心地よさや技巧を排し、時代に挑み、反時代的に生きたアヴァンギャルド。対極主義を標榜しながら戦後の前衛芸術運動に参加、さらには民族学の深い造詣に根ざし、恐山、出羽三山、出雲、沖縄と列島の渾沌たる深みにフィールドワークの網を広げつつ、精神の漂流を試みた『日本再発見』『沖縄文化論』『神秘日本』などの著作、そして“太陽の塔”などのモニュメント。“昭和”“平成”の時空にデモーニッシュな蒼白の亀裂を走らせ、激しく燃焼した岡本太郎の多面的な生の全軌跡。
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