日本列島にいつから人が住むようになったのか、また、そのころの人びとがどのような生活をしていたのかについては、くわしいことはわかっていません。ただ、縄文時代より前に、土器をもたない、石器を使い、狩猟・採集の生活をいとなんでいた人びとがいたことはたしかです。本書では、日本列島に人が住みはじめ、やがて、大和朝廷という、一つの国家にまとまっていくまでの時代をあつかっています。これまでは、縄文時代というと、未開で遅れていたというのが一般的な理解でした。ところが、最近の発掘調査によって、ずいぶん進んでいたことが明らかになってきました。最新の研究成果にもとづいて、当時の人びとの生活ぶりを紹介します。また、ムラからクニができていく過程、とりわけ、邪馬台国の女王・卑弥呼のことなど興味深いテーマをわかりやすく解説しています。
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