[著]水木しげる / [解説]山口信二 / [装丁]塩田浩章 / [装丁]鈴木一誌 / [解説]小野耕世 / ミズキシゲル / オノコウセイ / ヤマグチシンジ ・ 2008 ・ 既刊1冊 ・ 小学館クリエイティブ その他
『火星年代記』は、水木しげるによる漫画作品。小学館クリエイティブ その他から2008年11月に刊行、既刊1冊。「火星年代記」シリーズ2作のうちの1作。水木しげるの作品はcomic-labに他に206作あり、『ゲゲゲの鬼太郎』『妖鬼化』など。comic-labの3軸判定では、内容の近さで『鈴の音』『妖棋死人帳』が上位。
1962年に発表された貸本単行本(やなぎプロ刊)の復刻です。著者の初期時代ロマン作品のなかでもSF色が強く、これまで何度か再録されたことからもファンの間で人気の高い一作です。今回はカラーやカバーも含めて初の完全復刻です。
物語の舞台は幕末の江戸。「火星年代記」という書物に、日本の先住民族の更に以前、火星民が存在したと記されていました。この火星民の末裔が不可解な事件を引き起こし、独特な怪奇物語が展開する異色長編時代劇です。まだ黎明期だった日本SFを時代劇のなかにロマン豊かに翻案した手腕が見事です。
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