『2枚のコイン : アフリカで暮らした3か月』は、ヌリア・タマリットによる漫画作品。花伝社から2021年7月に刊行、既刊1冊。comic-labの3軸判定では、内容の近さで『生活保護特区を出よ。』『ZENOBIA』が上位。
“泥棒”はいつも、「金」目当てーー
大国による搾取が蝕む、美しい世界
17歳、片時もスマホを手放せない“今どきの若者”マル。ボランティア支援リーダーの母親に連れられて、スペインからセネガル北部、ウォロフ族の村にやってくる。そこは、マルの知らない自由で彩られていた。
「みんなで所有すれば、貧しさで死ぬ人なんかいない」
本当の豊かさとは、支援とは。
SDGsを考えるヒントが詰まった、スペイン発グラフィックノベル
水もインターネットも満足に使えない不便な生活、初めて触れるイスラム教の慣習。マルは戸惑いながらも、物や時間に縛られることのない現地の暮らしに馴染んでいく。やがて、同世代のアストゥと交流を深めていくマル。「あんたたちの方が恵まれてる」と言うマルと、「ここから出られない」と言うアストゥ。美しいアフリカの大地で、二人が交わした約束とは。
「僕たちに救世主はいらないんだ」
「アフリカはもう持っている。自分たちの声を」
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