[原作]ジェシカ・スティール / 秋元奈美 ・ 2024 ・ 既刊1冊 ・ ハーパーコリンズ・ジャパン ハーレクインコミックス・キララ ハーレクインコミックス・キララ CMK1102
『もう一人のケルサ』は、ジェシカ・スティールによる漫画作品。ハーパーコリンズ・ジャパン ハーレクインコミックス・キララ ハーレクインコミックス・キララ CMK1102から2024年1月に刊行、既刊1冊。ジェシカ・スティールが原作の作品はcomic-labに他に32作あり、『アテネで永遠に』『運命の指輪』など。comic-labの3軸判定では、内容の近さで『クレタの聖像』『沈黙の愛』、絵柄の近さで『愛なきアポロと小さな命』が上位。
奪われた唇の熱さも、囚われた心も、すべて泡沫の夢
私が社長をたぶらかす? いったい何を言っているの? ケルサは、傲慢な御曹司を混乱した眼差しで見つめた。社長の息子で出世頭のライルは、彼女と父親の関係を疑っているのだ。確かにケルサ自身、なぜ入社早々に気に入られ、社長秘書に抜擢されたのか不可解に思っていた。そのうえ社長はまるで父親のように接してくれる。手切れ金を言い値で払うというカイルのあまりの侮辱に、ケルサは思わず彼の頬を叩いていた。すると仕返しとばかりに、強引に唇を奪われーー。
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