漫画からだの癒やし こころのケア たましいの救い
呉屋光 / 宮里勝子 / 田頭真一 / ゴヤヒカリ / タガミシンイチ / ミヤザトカツコ ・ 2025 ・ 既刊1冊 ・ パブファンセルフ
『漫画からだの癒やし こころのケア たましいの救い』は、呉屋光による漫画作品。パブファンセルフから2025年12月に刊行、既刊1冊。comic-labの3軸判定では、内容の近さで『寄り添って、たましいの救い』『120年後の約束』が上位。
あらすじ
沖縄にあるキリスト教病院「オリブ山病院」で実際に行われてきた医療とケアの歩みを、やさしい漫画表現で描いた実話をもとにした物語です。テーマは、「からだの癒やし・こころのケア・たましいの救い」。
第一章では、精神科医として成功を収めながらも、人生の意味を見いだせず深い虚無に苦しんだ一人の医師が、聖書の言葉と出会い、希望を見いだしていく軌跡が描かれます。理論や理想ではなく、問い続け、悩み抜いた末にたどり着いた「真理」の物語は、読む人自身の人生にも静かに問いを投げかけます。
第二章・第三章では、ホスピスの現場で実際に起きた出来事を通して、「人の意思とは何か」「死の前に、医療は何ができるのか」という根源的な問いが描かれます。
治療が困難になったとき、残された時間の中で大切にされるべきものは何なのか。患者さん、ご家族、看護師、チャプレン、それぞれの葛藤と対話が、丁寧に描写されています。
本書が伝えようとしているのは、単なる感動物語ではありません。
医療とは、命を延ばす技術である前に、「いのちを尊ぶ営み」であること。
人を、身体・心・魂をもつ全人的存在として捉えることの意味です。
医療者の方には、日々の現場で抱える迷いや疲れを見つめ直すきっかけとして。
患者さんやご家族には、人生と死を考える一冊として。
信仰の有無を問わず、すべての方に読んでいただきたい、静かで力強い漫画です。
「虚無の泥沼から救い出され、私は豊かな人生を見い出した」
その言葉の意味を、ぜひ本書の中で確かめてください。
巻一覧(既刊1冊)

漫画からだの癒やし こころのケア たましいの救い
2025-12-26
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