『日本国憲法 戦争論』は、バラエティ・アートワークスによる漫画作品。イースト・プレス まんがで読破Remixから2014年10月に刊行、既刊1冊。「日本国憲法」シリーズ3作のうちの1作。バラエティ・アートワークスの作品はcomic-labに他に71作あり、『資本論』『クリスマス・キャロル』など。comic-labの3軸判定では、内容の近さで『日本国憲法』『戦争論』、絵柄の近さで『昭和柔俠伝』が上位。
世界に例を見ない“平和憲法”として知られる日本国憲法。しかしその誕生に大きくかかわったものこそ、「戦争」と「帝国主義」であった。平和や不戦をただ叫ぶだけでは、本当の平和はやってこない。戦争をなくすためには、戦争そのものを深く理解しなければならないのだ。「戦争とは何か」「戦争はなぜ起こるのか」「本当に戦争のない世界にするために、私たちは何を考えなけばいけないのか」を見つめるための一冊。
☆日本国憲法
1947年5月3日に施行された、日本国の憲法典。第二次世界大戦後の被占領時に、当時の大日本帝国憲法を、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)が改定し、日本政府が調整を加え成立した。帝国憲法との違いはおもに、天皇を統治者ではなく国民の象徴とする「国民主権」、個人の尊厳と幸福の実現を尊重する「基本的人権の尊重」、他国に例を見ない戦争放棄を掲げる「平和主義」である。
☆カール・フォン・クラウゼヴィッツ〈1780〜1831〉
プロイセン王国(現在のドイツおよびポーランドの一部)の軍人・軍事学者。士官学校を首席で卒業するが、対フランス戦争で大敗し捕虜となる。帰国後は、ロシア軍への編入や大規模な軍制改革などを経験し、ナポレオン撃退に貢献。しかし次第に第一線からは遠ざけられ、軍事学の研究に没頭するようになる。死後に妻の手によってまとめられた遺稿の一部が、『戦争論』である。若き日に学んだ哲学の視点が活かされたこの書は、後世に大きな影響を与えた。
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