若き日の九州への蒸発行。養老鉱泉の宿の、ミシミシきしむ階段とかしいだ畳。親子三人、ヤドカリを放しにいった外房の大原。薄紫色の夕映えのなか、ちらりとその姿をかいま見せ、幻のように消えてしまった旧甲州街道犬目宿。山ずまいへの断ちがたい憧れを胸に訪ねた山梨の秋山村…。ふらり、村里や宿場、鄙びた漁村や温泉宿に足をのばせば、身も心も解き放たれ、平らかな思いに満たされる。「つげ式」旅行術の深奥を明かす、紀行13篇。
探していた情報は見つかりましたか?何を知りたくて来たか教えてください
ありがとうございます。集めた情報は今後の充実に使います。